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Countdown Presents: The Search for Ray Palmer
●Countdown to Final Crisisでの、レイ・パルマー捜索隊のサイドストーリー集。
ジェイソン、ドナ、ボブにカイルの4人が異世界を探し回っている途中での出来事が描かれている。
●短編集なので絵がころころかわるが、どれもレベルが高く、正直本編の比ではない。w
●ワイルドストームの方たちと一戦交えたり、ジョークスターのオリジンが語られたり、
Red Sonの世界や、ディック・グレイソンのいるBatman-Vampireの世界に乱入したり、
ビクトリア時代で時が止まっている世界に堕ちたり、性別反転世界(!)に行ったり、
厚さは薄いながらも、かなり盛りだくさんな内容。元ネタを知らなくてもなかなか楽しめると思います。
●あの世界にディックがいたらどうなるのか、Red son世界でのバットマンの決死の行動とは、
ジョークスターはヒーローなのにどうして口が裂けているのか、などが明らかに。
●本編よりもジェイとカイルのドナ争奪戦が激しいです。wあの4人が気に入った方はぜひ。
●いやもう、ジェイソンとカイルがやたらと仲が悪くてかわいい。だいたい口喧嘩してる。w
●あのご夫夫も登場します。知りたい方は「オーソリティー 夫と夫 連載コミック」で検索。
というか最初知らなかったのでびっくり…「俺(一人称は私かも)の夫から手を離せ。」って…
●ヴァンパイアの話はEric Battleも参加していて、なかなか面白い作画。
ほぼ赤と黒の段階色で出ている陰鬱な雰囲気は、カラーリストのお手柄だと思います。
それにしても睨む・叫ぶ男を描かせたら、やっぱいいですねぇEric Battle。
生き返ったジェイソンを描いたら、彼が一番な気がします(ぴっちり張り付いたズボン以外w
●性別反転世界は、あまり期待しないほうが良いです。
絵は下手ではないんですが、あまり丁寧とは言えないかも…
●ジョークスターのオリジン話概要(激しくネタバレ)
24ページのくせにやたらと話が長いけど、そんなにごちゃごちゃしていない印象。
表紙のTony S Danielとは比べ物にならないほど中身の作画がいいです。
以下反転で
ジャックは全く売れないお笑い芸人だった。
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それでも芸人に固執するのは、彼の恋人イブリン・デントが
彼のジョークを気に入ってくれていたからである。
だが、イブリンは突然彼の元から姿を消してしまっていた。
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売れないのは持ち味がないからだ、と雇い主に言われていたその時に、
オウルマンの襲撃を受け、ジャックは彼を”持ちネタ”にすることに決めた。
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オウルマンを皮肉ったネタで大成功を収め、タレントマネージャーを雇うまでの
大スターとなったジャックだが、それをオウルマンがだまってみているはずがなかった。
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ショーが終わった直後彼の奇襲を受け、マネージャー・ハーレィは死に
自らも口を耳元まで裂かれてしまったのだ。
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意識が戻った後、自らの姿に衝撃を受けたジャックは
オウルマンの人生を地獄に落とすべく、ジョークスターとなった。
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オウルマンにタロンを加えた二人にジョークをかまし、妨害することを楽しんでいた
ジョークスターだが、戦績はあまり芳しくなかった。
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またしても危機に陥った彼を救ってくれたのはヒーロー集団、リドラーファミリーだった。
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その中にイヴがいる事を特徴のある笑い方で気づいたジョークスターだったが、
彼女は三重人格、スリーフェイスの中のもっとも弱い人格となっていた。
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そこで彼が本当の父親と知った彼女の娘、デュエラは喜んで、
リドラーの娘をやめジョーカーの娘と名乗ることにした。
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リドラーファミリーに加わったジョークスターは実の娘に加え、
三つの顔を持つ彼女にまで囲まれてあの二人と戦う、幸せな日々を送っていた。
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だがある日、デュエラが彼氏としてタロンを連れてきてしまう。
最大の敵である、オウルマンのサイドキックを連れてきた彼女に憤慨した彼は
そんな事をするのならお前は私の娘ではない、と怒鳴りつける。
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それにショックを受けたデュエラは、タロンと共にどこかへ飛び去っていってしまう。
だが来ていたのはタロンだけではなかった。
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タロンをつけてきていたウルトラマンたちクライム・ソサエティにより、
スリーフェイスは腕をもがれ、リドラーは頭を焼かれ絶命し、ファミリーは壊滅。
ジョークスターだけが、命からがら脱出した。
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そして今、レイ捜索隊と共クライム・ソサエティと応戦していたが、
レイがいないと判断した捜索隊は、アース間のワープで戦線離脱。
デュエラに会うためにジョークスターも飛び込み、アース3を去るのであった。
↓
イヴが生きているとも知らずに。
●また時間があったら、もすこしまとめますorz